• 早坂文雄と芥川也寸志の対話
    早坂文雄と芥川也寸志の対話
    3,630円

    (写真2):Salida・CD『早坂文雄と芥川也寸志の対話』ジャケット(裏)

    (写真3):作曲家 早坂文雄

    (写真4):作曲家 芥川也寸志

    (写真5):ドイツ・グルンディック社のテープレコーダーを操る早坂文雄

    (写真6):早坂文雄と芥川也寸志


    ※ 写真提供:北浦(早坂)絃子


    -----



    【作曲家 早坂文雄 肉声 世界初CD化】


    作曲家 早坂文雄が、この世を去る5ヶ月前に芥川也寸志へ語った、自身の音楽観、映画音楽、伊福部昭などについての肉声録音を奇跡的に発見!

    日本音楽史に残る歴史的対話を世界初CD化!


    黒澤明監督作品『羅生門』『七人の侍』、溝口健二監督作品『雨月物語』『山椒大夫』などの映画音楽や数々の純音楽作品を手がけたことで知られる作曲家 早坂文雄


    1955年10月に41歳で急逝した「作曲家 早坂文雄」についての資料は、その音楽作品や執筆文章、生前交流のあった人々の証言・記録などがこれまで主なものであり、いまだその実像はつかみきれていませんでした。

    そのような中、Salida活動により、早坂文雄が作曲家 芥川也寸志を訊き手に自身の音楽観、芸術論、映画音楽、伊福部昭 などについて語る肉声録音が発見されました。


    早坂文雄がこの世を去る5ヶ月前の1955年5月。

    音楽評論家 秋山邦晴が編集長を務める東京交響楽団機関誌『シンフォニー』の「早坂文雄特集号」のために芥川也寸志を訊き手とする取材が早坂邸で行われ、それは後に芥川の筆により『シンフォニー』1955年No.12誌上に「早坂さん今日は!」と題してまとめられました。


    この数ヶ月前に当時まだ珍しかったテープレコーダーを購入していた早坂文雄は―――この取材の様子を録音していたのです。


    1970~80年代、秋山邦晴は早坂の遺品確認・調査のため頻繁に早坂家を訪れ、この録音を含む資料の貸し出しを申し出ました。以来、録音は秋山宅で保管されることとなります。

    秋山邦晴夫人であるピアニストの高橋アキさんは、僭越ながらSalidaの活動を以前より応援してくださっており、この御縁が本録音の発見へと結実しました。


    「早坂さん今日は!」の文章は、取材記録を一言一句忠実に活字化しているわけではなく、大意をまとめて読み物として昇華したうえで記述されているため、発見録音の早坂文雄の発言などに既読感を感じることはほとんど無く、むしろ「早坂さん今日は!」よりも豊富な話題について語られる言葉の数々は、新鮮な感動を与えます。


    日本を代表する二人の作曲家によって展開される対話は、そのままの状態で充分聴取に耐え得る文化的示唆に富んだ内容であり、間違いなく多くの方々に聴いていただくべき録音であることを確信したSalidaは、本録音のCD化を立案。

    両作曲家の御遺族である芥川眞澄さん、北浦(早坂)絃子さんからの制作許諾、 高橋アキさんからの制作協力をいただき、早坂文雄と芥川也寸志の肉声による歴史的対話の世界初CD化を実現しました。



    【収録内容】


    1. 早坂文雄の“つながるもの” [6:10]

    2. 空気の精 [3:22]

    3. 感じたものしか書けない [3:01]

    4. “気になる彼” [4:43]

    5. ヨーロッパと東洋 [8:55]

    6. フォルム [5:43]

    7. 興味ある外国の作曲家 [3:02]

    8. 好きな日本の芸術家 [1:56]

    9. ミュージック・コンクレート [9:50]

    10. 映画音楽について [2:55]

    11. 命名『形而上派』 [3:18]

    12. 早坂流 伊福部昭 論 [4:23]

    13. 仏教 [1:31]

    14. 《シンフォニア・ニルヴァーナ》構想 [1:26]


    ※このCDには音楽は収録されておりません。


    録音:1955年5月14日 早坂文雄邸


    企画/制作:出口寛泰(Salida)

    制作許諾:芥川眞澄、北浦(早坂)絃子

    制作協力:高橋アキ



    -----



    早坂文雄 1914~1955)



    1914年、宮城県仙台市に生まれる。

    1918年、北海道札幌市に一家で移住。少年期より美術と音楽を愛し、旧制北海中学校在学時よりオルガンやピアノをはじめる。ほどなく独学で作曲の習作にも取り組む。


    1934年、伊福部昭(後の作曲家)、三浦淳史(後の音楽評論家)と共に「新音楽連盟」を結成。「国際現代音楽祭1934」を主催し、自身のピアノによりエリック・サティ《三つのグノシエンヌ》などの日本初演を行う。

    1935年、札幌「山鼻カトリック教会」に居住し、専属オルガニストとしての生活を送る。神学やグレゴリオ聖歌の研究をしながら、ラテン語、ギリシャ語、ドイツ語を独学する。


    1936年、《二つの讃歌への前奏曲》が日本放送日本的祭典曲懸賞募集〈第2位入選〉。山田耕筰 指揮 日本放送交響楽団(当時、楽団名を「新交響楽団」としていた現在のNHK交響楽団が放送番組出演時に使用した名称)により放送初演される。


    《古代の舞曲》(1937)がワインガルトナー賞〈1等入賞〉。

    1939年、東宝映画社長 植村泰二の勧めに応じ、東宝音楽部に入社することを決意。同年、映画音楽第1作となる『リボンを結ぶ夫人』(監督:山本薩夫)を担当する。


    《序曲 二調》(1939)が日本放送協会皇紀2600年奉祝管絃楽曲懸賞〈第1位入賞〉。


    1946年、映画『民衆の敵』(監督:今井正)の音楽で第1回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。以後、1947年『女優』(監督:衣笠貞之助)、1948年『酔いどれ天使』(監督:黒澤明)『虹を抱く処女』(監督:佐伯清)『富士山頂』(監督:佐伯清)、1949年『野良犬』(監督:黒澤明)の仕事で同賞を連続4回受賞する。


    溝口健二監督作品『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』『楊貴妃』『新・平家物語』、黒澤明監督作品『醜聞』『羅生門』『白痴』『生きる』『七人の侍』『生きものの記録』などに代表される、それまでの映像附随音楽の水準を超える水際立った仕事は、日本における「映画音楽」の向上に深く寄与した。


    映画音楽の仕事と並行して《左方の舞と右方の舞》(1942)、《ピアノ協奏曲》(1948)などのオーケストラ作品を発表。


    新しい作曲運動のためのグループ「新作曲派協会」の発足に清瀬保二、松平頼則らと参画。1947年に開催された新作曲派協会第1回発表会でピアノ曲《詩曲》が初演される。以後、同発表会で数々の室内楽作品を発表する。


    1955年10月15日、肺気腫(突発性肺気胸)により41歳の若さで急逝。


    「自分自身が東洋的感性そのものになりきらなければ作品は書けない」とする、自身が唱えた「汎東洋主義パンエイシャニズム」探究の過渡的傑作《交響的組曲「ユーカラ」》(1955)が純音楽作品の遺作となった。




    芥川也寸志 1925~1989)



    1925年、作家 芥川龍之介の三男として東京に生まれる。


    1943年、東京音楽学校予科作曲部に入学(翌年、同校本科作曲部に進学)。橋本國彦、下総皖一、細川碧、永井進に師事。

    終戦後、講師として来任した伊福部昭の管絃楽法の講義に感動。ただちに師事し多大な影響を受ける。


    1950年、《交響管絃楽のための音楽》でNHK創立25周年記念管絃楽曲懸賞〈特賞〉を受賞。

    1953年、《絃楽のための三楽章》発表。同年、團伊玖磨、黛敏郎と共に「3人の会」を結成し、同会演奏会で《交響曲》(1954)、《嬉遊曲》(1955)、《エローラ交響曲》(1958)、オペラ《暗い鏡》(1960)を発表する。


    映画音楽も数多く手がけ、『煙突の見える場所』(1953年 監督:五所平之助)の音楽で第8回毎日映画コンクール音楽賞、『八甲田山』(1977年 監督:森谷司郎)および『八つ墓村』(1977年 監督:野村芳太郎)の仕事で第1回日本アカデミー賞音楽賞を受賞。


    1955年、東京労音アンサンブルの指揮者に迎えられたことを契機とし、その後「アマチュア・オーケストラ 新交響楽団」の創立にたずさわる。

    1976年に開催した新交響楽団創立20周年記念演奏会「日本の交響作品展」の業績により第8回鳥井音楽賞(現・サントリー音楽賞)を受賞。


    1972年、ヤマハ音楽振興会専務理事。1973年、サントリー音楽財団理事。1977年、社団法人日本音楽著作権協会理事。1979年、著作権審議臨時委員。1980年、「奏楽堂を救う会」代表委員。1981年、「反核・日本の音楽家たち」参画。日本音楽著作権協会理事長。1982年、学校法人成城学園理事。1983年、宮城(現・仙台)フィルハーモニー管弦楽団理事・初代音楽監督。1984年、「近代音楽館を設立する会」運営委員長。1986年、財団法人ヤマハ音楽振興協会理事。1987年、財団法人日本近代音楽財団理事。日本近代音楽館運営委員・事業委員。


    生涯を通じ、幅広い分野の作品を発表すると共に、TBSラジオ『百万人の音楽』、NHKテレビ『音楽の広場』『N響アワー』など、マスメディアの番組にも多数出演。音楽だけにとどまらず、日本の文化全般における指導的存在としてマルチな活動を展開した。


    第37回日本放送協会放送文化賞(1986年)など、受賞多数。

    1985年に紫綬褒章、1989年に勲二等瑞宝章を受章。


    1989年1月31日歿。





  • 黛敏郎の雅楽 昭和天平楽 
    黛敏郎の雅楽 昭和天平楽 
    3,630円

    (写真2):CD「黛敏郎の雅楽 昭和天平楽」ジャケット(裏)

    (写真3):作曲家 黛敏郎(写真使用許諾:黛りんたろう)

    (写真4):黛敏郎《昭和天平楽》蘇演公演(指揮:伊左治直 伶楽舎)

    (写真5):「片山杜秀さんに訊く『作曲家 黛敏郎と昭和天平楽』(訊き手:出口寛泰)」に御出演くださった音楽評論家 片山杜秀氏。



    -----



    初演から47年の歳月を経て舞台蘇演された黛敏郎《昭和天平楽》音源を、

    蘇演実現に導いた音楽評論家 片山杜秀氏のお話と共に初CD化!



    戦後高度経済成長の繁栄の中で、享楽に身をゆだねる日本人の暮らしを形容する「昭和元禄」という言葉が盛んに飛び交っていた1960年代末。
    国立劇場は、雅楽をより普及・活性化させるため、新たな雅楽作品を現代の作曲家に委嘱することを発案。最終的に作曲家 黛敏郎に新作雅楽が委嘱されることとなります。


    また、この国立劇場の新作雅楽委嘱の取り組みは、その後も国内外の作曲家に行われ、武満徹 《秋庭歌一具》をはじめとする数々の雅楽作品が生まれる契機となりました。


    黛は、平安時代以降に洗練された雅やかで上品な雅楽ではなく、平安以前の奈良時代に使われていた古楽器「竽(う)」「大篳篥(おおひちりき)」「大箏(だいそう)」「雅琴(がきん)」を編成に加え、中国大陸・ベトナム・朝鮮半島の音楽が生々しく混在し、エネルギーに溢れた奈良時代的雅楽を自身のイマジネーションによって現代に復活・創造するべく作品を完成させました。


    1970年代における「昭和元禄」的な時代の中で刹那主義におちいり、生命力を失っていく現代人に対するアンチ・テーゼが込められたその新作雅楽のタイトルは―――《昭和天平楽》。


    《昭和天平楽》は、1970年に初演され、後にLPレコードが発売されたものの、通常の雅楽では使用されない古楽器が必要なことなどから、その後再演されることはありませんでした。


    そのような状況の中、初演から47年ぶりに「サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017」で演奏された《昭和天平楽》音源を公益財団法人サントリー芸術財団より提供いただき、さらに「サマーフェスティバル2017」総合プロデューサーをつとめられた音楽評論家 片山杜秀さんによる「作曲家 黛敏郎と昭和天平楽」についての語り下ろし音声を加えた特別盤として初のCD化を実現しました。



    -----



    【CD収録内容】



    昭和天平楽 (1970)


    (1) Ⅰ.序 音取・唐楽 (14:49)
    (2) Ⅱ.破 乱声・笙音取・林邑楽 (12:39)
    (3) Ⅲ.急 序吹・高麗楽 (9:36)


    指揮:伊左治直 伶楽舎



    録音:2017年9月4日 サントリーホール ブルーローズ


    サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017
    「ザ・プロデューサーシリーズ 片山杜秀がひらく 日本再発見」
    <主催>公益財団法人サントリー芸術財団


    〔音源提供:公益財団法人サントリー芸術財団〕





    片山杜秀さんに訊く「作曲家 黛敏郎と昭和天平楽」

    (訊き手:出口寛泰)


    (4)-(5) 「はじめに」 [0:54]
    (6) 【作曲家 黛敏郎について】 [3:57]
    (7) 「武満徹と黛敏郎」 [3:37]
    (8) 「日本のドゥビュッシーと日本のストラヴィンスキー」 [4:38]
    (9) 「興味・関心は同じだが、引き出してくるものが違う」 [5:41]
    (10)【昭和天平楽と「1970年」について】 [2:23]
    (11)「三島由紀夫と黛敏郎」 [3:34]
    (12)「昭和天平楽と大阪万博・三島事件」 [6:46]
    (13)「現代人へのアンチ・テーゼ」 [4:15]
    (14)-(15)「おわりに」 [1:50]


    録音:2021年5月



    -----



    日本を代表する音楽家・演奏団体による名演を収録


    黛敏郎《昭和天平楽》蘇演の指揮をつとめたのは、日本音楽コンクール第1位、日本現代音楽協会作曲新人賞、芥川作曲賞、出光音楽賞、佐治敬三賞など数々の受賞歴を持つ、作曲家 伊左治直
    演奏は、雅楽の古典曲以外に廃絶曲の復曲や現代作品の演奏にも積極的に取り組む活動で、これまで中島健蔵音楽賞特別賞、芸術祭大賞などを受賞している雅楽演奏団体 伶楽舎
    日本を代表する音楽家・演奏団体による名演を収録した貴重盤です。




    音楽評論家 片山杜秀氏による「作曲家 黛敏郎と昭和天平楽」語り下ろし音声を特別収録


    「サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017」総合プロデューサーをつとめられ、黛敏郎《昭和天平楽》を47年ぶりに再演するという企画を立案されたのは、NHK-FM『クラシックの迷宮』パーソナリティとしてもおなじみの音楽評論家 片山杜秀氏。
    本CDには《昭和天平楽》蘇演音源に加え、片山氏による語り下ろし音声「片山杜秀さんに訊く『作曲家 黛敏郎と昭和天平楽』」(訊き手:出口寛泰)を特別収録。
    コロナ禍により、スタジオでの収録が出来ないことを受け、片山氏の御自宅にてお話を録音してくださるという、破格の御厚意によって実現した企画です。




    貴重音源をハイクオリティサウンドでCD化


    公益財団法人サントリー芸術財団より提供された貴重な黛敏郎《昭和天平楽》蘇演音源を、より豊かな響きで記録するため、マスタリングをソニー・ミュージックスタジオのチーフエンジニア 鈴木浩二氏にお願いし、繊細かつエネルギッシュなハイクオリティサウンドでのCD化を実現しました。



    -----



    黛敏郎 1929~1997)



    1929年、神奈川県横浜市に生まれる。


    1945年、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)作曲科に入学。橋本國彦、池内友次郎、伊福部昭 等に師事する。その才能はすでに在学中から周囲に衝撃を与え、作曲科卒業作品《10楽器のためのディヴェルティメント》(1948)で戦後音楽界に輝かしいデビューを果たす。


    1950年、松竹映画『帰郷』(監督:大庭秀雄)の音楽で第5回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。また、同年作曲の《スフェノグラム》は、翌年のISCM国際現代音楽祭に入選し、作曲者に国際的名声を与えた。


    1951年、フランス政府給費留学生としてパリ国立音楽院に留学。トニー・オーバン等のクラスに入るも、そのヨーロッパの伝統的技術を極めることに特化された指導に疑問を感じ、1年で帰国する。帰国後は、留学中に吸収した前衛的技法を用いた《ミュージック・コンクレートのための作品“X、Y、Z”》(1953)をはじめ、日本初の電子音楽《素数の比系列による正弦波の音楽》(1955)等、戦後最先端の手法を真っ先に取り入れた作曲を展開していく。


    1953年、芥川也寸志、團伊玖磨と共に「3人の会」を結成し、同会演奏会で《饗宴》(1954)、《トーンプレロマス55》(1955)、《涅槃交響曲》(1958)、《曼荼羅交響曲》(1960)を発表。


    1957年、諸井誠、柴田南雄、入野義朗らと共に吉田秀和を所長とする「20世紀音楽研究所」を設立。日本での「現代音楽祭」開催に尽力する。


    1964年より、TV番組『題名のない音楽会』の企画・司会を約33年間に渡りつとめる。


    1977年、東京藝術大学作曲科非常勤講師に招かれたことを契機に、以後、後進の指導にも携わるようになる。


    1986年、紫綬褒章を受章。


    生涯を通じ、管絃楽、バレエ音楽、カンタータ、オペラ、室内楽、器楽曲、合唱曲、歌曲そして映画音楽に至るまで幅広い分野の作品を発表した。


    《涅槃交響曲》(1958)と《BUGAKU》(1962)で2度受賞した尾高賞をはじめ、4度受賞の毎日映画コンクール音楽賞 等、受賞多数。


    1997年4月10日歿。



    -----





    ※ 送料(手数料込み):一律400円

  • 小杉太一郎の純音楽 
    小杉太一郎の純音楽 
    1,000円

    (写真2):「小杉太一郎の純音楽」ジャケット(裏)

    (写真3):《六つの管楽器の為のコンチェルト》セッション録音風景

    (写真4):《弦楽三重奏の為の二つのレジェンド》セッション録音風景

    (写真5):舞踊曲《トルソー》セッション録音風景

    (写真6):《双輪》セッション録音風景


    -----


    作曲家 小杉太一郎宅でのSalida調査により、生前に書かれた演奏会用作品の楽譜が複数発見されたことを契機に立案されたCD企画「小杉太一郎の純音楽」

    不完全な状態で発見された楽譜の校訂作業、演奏家との交渉、発見作品の詳細調査など、制作に6年の歳月を費やし、発見楽譜を含む4作品をスタジオにてセッション録音。
    併せてその後の調査で発見に至った作曲者自らの指揮による舞踊組曲《戰國時代》初演テープに最新デジタル・リマスタリングを施し、初収録を実現しました。

    作曲からちょうど60年を経て行われた《六つの管楽器の為のコンチェルト》(第21回毎日音楽コンクール〔現・日本音楽コンクール〕作曲室内楽部門第1位入賞作品)蘇演市川崑監督作品『犬神家の一族』(1976年/東宝)の劇中にも使用された箏曲《双輪》を委嘱初演者の演奏により完全収録するなど全作品初CD化。

    各収録作品の楽器編成も2台ピアノからオーケストラまで極めてバラエティーに富んでいます。
    演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者陣(2012年3月時点)、ヴァイオリニスト 高木和弘など錚々たる音楽家が本企画に参加。作品に真摯に向き合った素晴らしい演奏を提供しています。


    49歳という若さで早世した作曲家の知られざる生涯を解き明かすべく、CD制作と並行して行われた取材・検証を纏めた特製102ページブックレット付き。


    -----


    【収録作品詳細】


    《六つの管楽器の為のコンチェルト》 (1952)

    吉岡アカリ (フルート)、小林裕 (オーボエ)、万行千秋 (クラリネット)、チェ・ヨンジン (ファゴット)、森博文 (ホルン)、辻本憲一 (トランペット)

    〔東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者陣〕


    《弦楽三重奏の為の二つのレジェンド》 (1952)

    高木和弘 (ヴァイオリン)、成田寛 (ヴィオラ)、江口心一 (チェロ)


    舞踊曲《トルソー》 (1955)

    村松珠美 (ピアノⅠ)、猿田泰寛 (ピアノⅡ)


    舞踊組曲《戰國時代》 (1968)

    小杉太一郎 (指揮)  東京交響楽団


    双輪 (1975)

    山田節子 (第一箏)、曽我部壽子 (第二箏)


    -----


    小杉太一郎1927~1976)


    俳優・監督 小杉勇の長男として生まれる(旧本籍:宮城県牡鹿郡石巻町旭町)。


    東京音楽学校(現・東京藝術大学)において映画『ゴジラ』の音楽で知られる作曲家 伊福部昭および池内友次郎に師事。


    1952年、第21回毎日音楽コンクール(現 日本音楽コンクール) 作曲部門第二部(室内楽部門)において《六つの管楽器の為のコンチェルト》が第1位入賞。楽壇デビューを果たす。


    1953年、東映映画『健児の塔』(監督:小杉勇)で初めて映画音楽を担当。


    1955年、内田吐夢監督作品『血槍富士』の音楽担当を契機に本格的にプロとしての作曲活動を開始する。


    以後、芹川有吾監督 東映動画作品『サイボーグ009』(1966-68)、『パンダの大冒険』(1973年)、内田吐夢監督 東映『宮本武蔵』シリーズ(2作目以降)、日活『ギターを持った渡り鳥』など、映画をはじめとする劇伴音楽を数多く手がけ、音楽担当作品は300本以上を数える。


    1976年8月9日、膵臓ガンのため死去。享年49歳。


    -----

  • 伊福部昭の純音楽(CD3枚組)
    伊福部昭の純音楽(CD3枚組)
    7,700円

    (写真2):CD「伊福部昭の純音楽」ジャケット(裏)

    (写真3):作曲家 伊福部昭

    (写真4):CD企画/制作者:出口寛泰(15歳当時)と作曲家 伊福部昭

    (写真5):【DISC3】「片山杜秀さんに訊く『作曲家 伊福部昭』(訊き手:出口寛泰)」に御出演くださった音楽評論家 片山杜秀氏

    (写真6):Salida 出口寛泰、片山杜秀氏。2008年、伊福部昭宅玄関前にて。


    -----


    NHK保管録音をはじめ7作品全音源初CD化!
    CD『伊福部昭の純音楽』(3枚組)リリース


    映画『ゴジラ』『大魔神』『座頭市』シリーズなどの音楽で著名な作曲家 伊福部昭

    その仕事は映画音楽のみならず、演奏会用純音楽作品も広く知られており、幅広い層のファンを獲得しています。


    かつてNHKラジオ音楽番組『現代の音楽』などでは、番組放送用音源として、作曲者立ち合いのもと、第一線で活躍する指揮者、オーケストラの演奏で日本人作曲家のオーケストラ作品を度々録音していました。

    CD『伊福部昭の純音楽』は、番組放送後NHKに保管され未音盤化の状態にあった音源と、Salidaレーベルの独自活動によりCD化許諾を得られた《シレトコ半島の漁夫の歌》〔合唱版〕(1960/1966)、《吹奏楽のためのブーレスク風ロンド》〔初演〕(1972)音源で【DISC1】【DISC2】を構成。


    さらにNHK-FM『クラシックの迷宮』パーソナリティでおなじみの音楽評論家 片山杜秀さんの多大な御協力により実現した『片山杜秀さんに訊く「作曲家 伊福部昭」』(訊き手:出口寛泰・作曲家 伊福部昭、池野成インタビュー音声も収録〔総収録時間:78分34秒!を【DISC3】に収録。


    「作曲家 伊福部昭」を今一度見つめ直すべく立案された必聴盤の誕生です。


    -----



    【DISC1】



    日本狂詩曲(1935)

    Ⅰ.夜曲 [08:37]
    Ⅱ.祭 [08:45]

    三石精一 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
    1957年8月2日放送 NHKラジオ『現代日本の音楽』マスター音源 ※ モノラル録音〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕



    シンフォニア・タプカーラ(1954/79)

    第1楽章:レント・モルト~アレグロ [13:14]
    第2楽章:アダージョ [11:49]
    第3楽章:ヴィヴァーチェ [08:10]

    山岡重信 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
    1982年2月12日放送 NHK-FM『FMクラシックアワー』マスター音源
    〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕



    シレトコ半島の漁夫の歌〔合唱版〕(1960/1966) [11:20]
    白井暢明 指揮 北海道大学合唱団 北海道大学交響楽団
    1966年11月3日 札幌市民会館 ※ モノラル録音



    吹奏楽のためのブーレスク風ロンド(1972)〔初演〕 [10:22]
    手塚幸紀 指揮 東京佼成吹奏楽団(現・東京佼成ウインドオーケストラ)
    1972年11月21日 日比谷公会堂 〔協力:東京佼成ウインドオーケストラ事務局〕





    【DISC2】



    ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲

    (ヴァイオリン協奏曲 第1番) (1948/71)

    第1楽章:アダージョ~アレグロ [14:33]
    第2楽章:ヴィヴァーチェ・スピリトゥオーソ [10:09]
    徳永二男(ヴァイオリン) 石橋義也 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
    1973年9月16日放送 NHK-FM『現代の音楽』マスター音源
    〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕



    ヴァイオリン協奏曲 第2番(1978) [24:49]
    小林武史(ヴァイオリン) 大友直人 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
    1982年2月12日放送 NHK-FM『FMクラシックアワー』マスター音源
    〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕



    ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ(1961/69 改訂第1版) [23:06]
    小林 仁(ピアノ) 若杉 弘 指揮 読売日本交響楽団

    収録:1969年2月10日 日比谷公会堂 日本現代音楽協会主催「現代の音楽'69」
    1969年5月4日放送 NHK-FM『現代の音楽』マスター音源
    〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕



    【DISC3】



    片山杜秀さんに訊く「作曲家 伊福部昭」(訊き手:出口寛泰)


    (1)-(2)「はじめに」[1:17]
    (3)【伊福部昭の民族主義について】[1:31]
    (4)「『nationalism』『nation』ではない」[5:49]
    (5)「北海道・ミルクホールのロシア音楽」[5:16]
    (6)「アイヌ体験」[5:56]
    (7)「民族の違い」[5:48]
    (8)【戦前と戦後の伊福部音楽について】[1:11]
    (9)  作曲家 伊福部昭インタビュー -戦後50年について-[4:36]
    (10)「1945年に何が変わったか」[5:41]
    (11)「律音階・田舎節音階・都節音階」[2:58]
    (12)「マルチカルチュラルな7音音階へ」[6:45]
    (13)【伊福部門下の音楽的傾向について】[1:07]
    (14)  作曲家 池野成インタビュー -伊福部昭先生について-[6:05]
    (15)「根の生えた古典主義」[8:31]
    (16)【収録作品について】[0:10]
    (17)《日本狂詩曲》[1:14]
    (18)《シンフォニア・タプカーラ》[0:52]
    (19)《シレトコ半島の漁夫の歌》〔合唱版〕[2:18]
    (20)《吹奏楽のためのブーレスク風ロンド》[0:44]
    (21)《ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲》[3:31]
    (22)《ヴァイオリン協奏曲 第2番》[2:06]
    (23)《ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ》[4:05]
    (24)-(25)「終幕」[0:51]


    総収録時間:78分34秒
    録音:2020年8月


    -----



    ※ 送料(手数料込み):一律400円

  • 池野成の純音楽(CD3枚組)
    池野成の純音楽(CD3枚組)
    4,950円

    (写真2):「池野成の純音楽」ジャケット(裏)

    (写真3):作曲家 池野成

    (写真4):世界的打楽器奏者 有賀誠門氏《TIMPANATA ティンパナータ》 他演奏。

    (写真5):《RAPSODIA CONCERTANTE ラプソディア・コンチェルタンテ》〔改訂版初演〕ヴァイオリン独奏 荒井英治氏インタビューをCDブックレットに掲載。

    (写真6):音楽評論家 片山杜秀氏が語る【DISC3】「池野成の想像力(イマジネーション)-楽器編成を中心に-」(聞き手:Salida 出口寛泰・総収録時間:78分26秒!!) 録音風景。


    -----


    福田純監督『電送人間』黒田義之監督『妖怪大戦争』、山本薩夫監督『白い巨塔』等、その生涯で300本近くの映画に楽曲を提供した作曲家 池野成


    本CD(3枚組)は、作曲者提供による演奏会用純音楽作品初演音源を含む歴史的録音生前に行われた打ち合わせをもとに選曲・構成


    DISC1&2には、作曲家 池野成の代表的純音楽作品を収録し、DISC3には、音楽評論家 片山杜秀が語る「池野成の想像力(イマジネーション)-楽器編成を中心に-」(総収録時間:78分26秒!!)を収録。


    作曲家 池野成の特性を如実に表す純音楽集成の誕生です。


    -----


    【収録内容詳細】



    【DISC1】


    EVOCATION エヴォケイション(1974)
    マリンバ独奏:中村早苗
    指揮:有賀誠門
    東京音楽大学パーカッショングループ
    伊藤清・東京音楽大学トロンボーン・アンサンブル


    TIMPANATA ティンパナータ(1977)
    ティンパニ独奏:有賀誠門
    アルトフルート&フルート:中川昌巳
    ホルン:大橋秀丸、村松正春、南浩之
    トロンボーン:野武重忠、田中康之、沖野信雄
    テューバ:杉山淳
    パーカッション:中谷孝哉、前田均、近藤高顯、山口多嘉子、河合尚市
    〔※ 音源提供:東京藝術大学〕


    RAPSODIA CONCERTANTE ラプソディア・コンチェルタンテ(1983)
    ヴァイオリン独奏:磯 恒男
    指揮:山岡重信
    管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
    〔※ 音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕


    OCTET 八重奏(1984)
    指揮:野口芳久
    東京音楽大学テューバ・ユーフォニアムアンサンブル


    【DISC2】


    FRAGMENT ANTIQUE 古代的断章 (1984)
    指揮:本名徹次
    東京芸術大学トロンボーン科・打楽器科


    RELUDE プレリュード-チベット密教の典礼音楽による-(1987)
    指揮:井上謹次
    東京ブラスコンコード


    RAPSODIA CONCERTANTE ラプソディア・コンチェルタンテ〔改訂版初演〕(1983/2001)
    ヴァイオリン独奏:荒井英治
    指揮:津田泰孝
    管弦楽:Ensemble Buono!


    EVOCATION エヴォケイション〔1998年演奏音源〕
    マリンバ独奏:広光真弓
    東京音楽大学パーカッションアンサンブル、
    東京音楽大学トロンボーン科


    【DISC3】


    「池野成の想像力(イマジネーション)-楽器編成を中心に-」 片山杜秀


    (1) 「独特な楽器編成は頼まれたからではない」(6:43)
    (2) 「シェーンベルクと伊福部昭」(6:54)
    (3) 「ショパンとヴァレーズ」(6:15)
    (4) 「トロンボーンは人の声と相性がいい」(4:52)
    (5) 「鼓動・呼吸・始原性」(1:56)
    (6) 「楽器編成の推移から始原への遡行の道程をたどる」(9:45)
    (7) 「渦巻く倍音に耳を傾ける」(3:43)
    (8) 「トロンボーンという宇宙的性格を帯びた楽器について」(2:04)
    (9) 「唯一無二の池野成」(3:50)
    (10) 「呪文のように、わらべ唄のように」(6:48)
    (11) 「単独者の〝いのちの王国〟」(6:08)
    (12) 「《古代的断章》とチベット仏教音楽」(13:27)
    (13) 「もっと池野成を!」(5:53)


    トラックタイトル命名:片山杜秀
    総収録時間:78分26秒
    録音:2017年8月13日 JVCケンウッド・クリエイティブメディア 赤坂スタジオ


    -----

  • 小杉太一郎の純音楽Ⅱ 
    小杉太一郎の純音楽Ⅱ 
    3,300円

    (写真2):小杉太一郎の純音楽Ⅱジャケット(裏)

    (写真3):作曲家 小杉太一郎

    (写真4):小倉啓介 指揮芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカの演奏によるコンサートホール・セッション録音を実現!

    (写真5):レコーディング風景

    (写真6):音楽評論家 片山杜秀さんもレコーディングに立ち会ってくださいました。


    -----


    作曲家 小杉太一郎宅から発見された演奏会用作品楽譜の「室内楽」を中心に収録した「小杉太一郎の純音楽」に続く本CDは、


    「ブラジル連邦共和国による日本移民受け入れ60周年を祝う交響曲」として作曲され、音楽評論家 片山杜秀より「昭和20年代の日本人作曲家による管弦楽作品を考えるうえで重要な作品」とのお墨付きを得た《交響楽》(1953)。


    ● 舞踊家 江口隆哉と小杉の師 伊福部昭による『日本の太鼓《鹿踊り》』を皮切りに創作された舞踊作品「日本の太鼓」シリーズ最終作を多彩な楽器編成で彩った舞踊音楽 日本の太鼓 第三輯《綾の太鼓》(1963)。


    2作品のコンサートホール・セッション録音を実現しました。


    小杉の親友・作曲家 池野成の一番弟子、小倉啓介の指揮による芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカの演奏で作曲家 小杉太一郎、幻の2大オーケストラ作品が蘇ります。


    -----


    【収録作品】


    交響楽(1953)
    SYMPHONY(1953)


    (1) 第1楽章:Andante
    (2) 第2楽章:Lento
    (3) 第3楽章:Allegro con brio ~ Largo assai


    舞踊音楽 日本の太鼓 第三輯《綾の太鼓》(1963)
    Musica"Drumming of Japan"AYANOTAIKO(1963)


    (4) 序奏
    (5) 第2曲
    (6) 第3曲
    (7) 第4曲
    (8) 第5曲
    (9) 第6曲
    (10) 第7曲
    (11) 第8曲
    (12) 終曲


    指揮:小倉啓介
    管弦楽:芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ


    2017年5月4日 行徳文化ホールI&I(セッション録音)


    -----


    小杉太一郎1927~1976)


    俳優・監督 小杉勇の長男として生まれる(旧本籍:宮城県牡鹿郡石巻町旭町)。


    東京音楽学校(現・東京藝術大学)において映画『ゴジラ』の音楽で知られる作曲家 伊福部昭および池内友次郎に師事。


    1952年、第21回毎日音楽コンクール(現 日本音楽コンクール) 作曲部門第二部(室内楽部門)において《六つの管楽器の為のコンチェルト》が第1位入賞。楽壇デビューを果たす。


    1953年、東映映画『健児の塔』(監督:小杉勇)で初めて映画音楽を担当。


    1955年、内田吐夢監督作品『血槍富士』の音楽担当を契機に本格的にプロとしての作曲活動を開始する。


    以後、芹川有吾監督 東映動画作品『サイボーグ009』(1966-68)、『パンダの大冒険』(1973年)、内田吐夢監督 東映『宮本武蔵』シリーズ(2作目以降)、日活『ギターを持った渡り鳥』など、映画をはじめとする劇伴音楽を数多く手がけ、音楽担当作品は300本以上を数える。


    1976年8月9日、膵臓ガンのため死去。享年49歳。


    -----

(全商品 : 9点)

カートの中身

カートに商品は入っていません